14 Oct 2017

語学学校の入学試験とは
ワクワクドキドキの入学日。一体何をするのでしょう。
午前中はオリエンテーションとレベルチェックテスト。午後からは両替、買い物、入学式となります。今回はレベルチェックテストについて紹介していきます。
レベルチェックテスト
私の行った語学学校Target校は8時半集合でした。多目的ルームに筆記用具やパスポート、Eチケットの控えなどを持って集まります。ここでバッチメイトとの出会いです。なるべく日本人以外の人と隣に座り、仲良くなりましょう。
机の上にはすでに試験問題と答案用紙が置いてあります。中身を見ないように指示され、ドキドキしながら待ちます。
全員が揃ったところで、スタッフから試験の案内が英語でされます。リスニングとリーディング(文法、語彙、読解)とライティングがあり、2時間で全てやり終えろと言われます。
リスニングテスト Listening
TOEICのpart1とpart2でした。合わせて25問です。私は今までTOEICの問題を見たことがなかったので、取り組み方もよくわからず、Part2の部分は???と思っている間に終わってしまいました笑
リーディングテスト Reading
リーディングには文法、語彙問題と読解問題があります。
Grammar & Vocabulary
短文穴埋め問題です。短文の中の空欄に当てはまる語や句を選択肢の中から選ぶというものです。TOEICのpart5に相当します。全部で15問でした。
読解問題
ビジネス文書や新聞記事、広告、Eメールなどを読み、その内容に関する設問に選択肢から回答を選んで答えます。TOEICのpart7のような感じです。
ライティングテスト Writing
TOEFLのIndependent Writingのように、いくつかお題が出されます。その中から一つ選んで300字以上で作文します。お題は2者択一問題か自分の意見を述べる問題です。
二者択一問題は、あるstatementに対して賛成か反対か、そしてその理由を述べるというものです。例えば「両親は子供にとって最良の教育者だという意見がありますが、この考えに対してあなたは賛成ですか?それとも反対ですか」のような問題です。
自分の意見を述べる問題は、例えば、「ある若者は可能な限りはやく自立したいと考える。一方でなるべく長く両親と一緒に住みたいと考える若者もいる。あなたはどちらの立場が良いと考えますか?」という感じです。
5、6個テーマがあったと思います。私は2者択一問題を選んで回答しました。introduction, body, conclusionの構成で作成します。
実はスピーキングのテストがあった!
テストの途中で一人ずつ外に呼ばれて面談がありました。先生に留学の目的、理由と勉強したいことを聞かれます。そしてone to oneクラスの構成とグループクラスをどれにするかを相談します。
実はこれがスピーキングのテストだったのです。多分。25点満点で採点されていました。
入学試験結果公開!
私の試験結果です。お恥ずかしながら公開します。
Writing | 8/10 |
Grammar & Vocabulary | 8/15 |
Speaking/Oral | 12/25 |
Listening | 13/25 |
Reading | 24/25 |
total | 65/100 |
結果はlow intermediateでした。
ここの学校は6段階に分けられていました。
low beginner, high beginner, low intermediate, high intermediate, low advanced, high advancedです。
あと5点でhigh intermediate ねと先生に言われたので、70点からhigh intermediate なのでしょう。
それにしてもこのバランスの悪さ。典型的な日本人のスコアです。ライティングと読解は高得点でリスニングとスピーキングは散々。。。
このスコアを元に授業内容やグループクラスのレベルを決めるようです。
まとめ
学校によって試験内容やレベル分けは異なります。ですから、ある学校でつけられたレベルが他校でのレベルと同じかというとそうではありません。同じlow intermediateといっても学校によって英語レベルに差があります。あくまでもその学校でのレベルであり、授業内容を決めたり、成長具合を測るためのものでしかありません。
余談ですが、中間試験でスコアアップするとレベルアップが認められ、卒業式には修了書にhigh intermediate level of achivementと記載されます!
やはり有意義な留学生活を送るためには日本にいるときにできるだけ勉強をして基礎英語力を上げておくべきだなと痛感しました。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。