アラフィフの奮闘

フィリピン語学学校 講師の実力 発音編

フィリピンの語学学校の講師の英語の実力は?

語学留学するにあたっては、講師の実力が気になるところです。せっかく留学したのに先生の質が低いと意味がありません。セブには200校もの語学学校があると言われていますが、英語講師の実力は一体どうなのでしょう?私が行ったTarget校とオンライン英会話講師との比較も交えながら紹介したいと思います。

フィリピン人講師の発音は?

Target校にいる講師で訛っている人は一人もいませんでした。全員ニュートラルなもしくはアメリカよりの発音をしていました。ではフィリピン人が全員そうかというとそうではなく、学校のガードマンや事務員、スタバの店員さんなど、年齢に関係なくフィリピン訛りの英語を話していました。なので、講師の人達は練習をして身につけたものなのでしょう。

一方、オンライン英会話講師には高い確率で訛りや癖がある人が多いです。英語教師としてのトレーニングを受けた人、講師経験、オペレーター経験がある人はキレイな発音をされますが、兼業でやっている人や教育機関でトレーニングを受けていない人は訛りや癖があります。そう考えると、やはり語学学校は一定のスキルを持った人達が集まっており、正しい発音できることが必須条件なのでしょう。当然、語学学校でも研修はあるようです。

講師の採用と教育をしっかりやっている語学学校であれば、発音に関して心配することはありません。ただし、講師の発音がキレイということと、発音の指導ができるということは別なので、そこは注意が必要です。

発音指導は?

各講師は専門分野に分かれているらしく、発音指導担当、リスニング担当、グラマー担当、ライティング担当、スピーキング担当などありました。

発音指導の講師は当然、正しい発音ができることに加えて、調音位置、様式を熟知しており、音を聴き分ける良い耳を持っており、生徒の発音を見て、聴いて、なぜ違うのか、どのように発音しているのか、どうやったら正しい発音に誘導できるのかを理解し、実行できる能力が必要となります。

私が担当してもらった先生はとても優秀な先生で、リンキング・リダクション・フラッピングを熟知しており、私の誤りや癖を細かく指摘し、修正してくれ、正常発音に誘導してくれました。実際、他のスピーキング担当の先生には「発音は良いんじゃない」とあまり注意されませんでしたが(注目している点がそこではないといえばそこまでですが)、発音の先生からはダメ出しの嵐でした。オンライン英会話の先生からも発音上手ね〜とスルーされることが多かったので、とても勉強になったし嬉しかったです。当然すぐには直せませんでしが、自分の発音の特徴と今後の課題を知れたことは大きかったです。

しっかりと発音を学びたい、習得したい、修正したいという方は、ぜひ語学学校での学習をお勧めします。講師の選び方次第でオンライン英会話でも可能なのかも知れませんが、対面で間近で直接確認してもらえて、修正してもらえ、先生の口、舌の動きを見て、発音の仕方を見て真似ることができるなんて、マンツーマンの語学学校でしかありえないことではないでしょうか。

まとめ

語学学校の講師の発音に関して、オンライン英会話の講師と比較しながら報告しました。

オンライン英会話の先生の発音は個人差が激しい一方、語学学校はその採用システムや研修制度のおかげで一定の水準を超えているといっていいと思います。少なくとも私が行ったTarget校に関しては自信を持ってそう言えます。

参考になれば幸いです。

文法やライティング技術などはまたの記事で。

 

 

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こんにちは。きょんです。

言語障害学を専門としています。

いい大人になって、認知機能も怪しくなってきたのに、留学への憧れが捨てきれず、無謀にも英語学習を再開しました。

短期留学や渡航準備、英語学習など綴ってまいります。

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