アラフィフの奮闘

短期語学留学の生活風景 in Cebu

留学生活の実際は?

空港到着から寮生活の実際まで、TARGET校での様子を紹介したいと思います。

空港到着から学校まで

私はエージェントの日本人スタッフの送迎は頼まず、学校の送迎担当者に頼みました。

あらかじめメールで待ち合わせ場所と目印の連絡が来ます。入国手続きを済ませ空港を出て待ち合わせ場所まで移動しました。ちなみに、入国審査は何も聞かれず、一言も話さず、入国カードはチラ見で終了。あっけない入国でした。

待ち合わせ場所には様々な学校の出迎え者がたくさんいて、少々戸惑いました。メールで案内があった目印を頼りに探すと見つけることができました。エージェントからの書類には日本人学生アシスタントの出迎えとなっていましたが、フィリピン人でした。目的はお互い分かっているので、簡単に挨拶を済ませ、タクシー乗り場へ移動。タクシーで学校まで行きました。約30分かかりました。

タクシー内では運転手とアシスタントさんが現地語でおしゃべり。私は後部座席でセブの町並みを楽しみました。信号がほとんどなく渋滞状態なのに、難なく右折や左折ができるのには驚きました。

いよいよ学校に到着です。

TARGET校に到着!

 

IDと鍵を渡され、簡単に学校内を案内してくれ、学校の向かいにある寮に行きました。

寮は学校内と別館にあり、私は別館の方でした。バッチメイトに聞くと学校内の寮はwifiの接続がよくないとのことでした。

別館には先生たちが住む寮があって、常に音楽が流れていて賑やかでした。多くの若い先生たちが共同生活を送っているようです。

寮の部屋は?

部屋は一人部屋にしました。部屋はとても広く、ベッドも大きくて快適でした。勉強机があり、エアコンもあります。洗面所、トイレシャワールームがついています。

ベッドの上には学校からとエージェントからのウェルカムグッズとオリエンテーションのファイルが置かれていました。トイレットペーパーと水、カップ麺、おやつ、インスタントコーヒー、シャンプーセットなどです。トイレットペーパーが2巻あれば、翌日の買い物まで保ちます。エージェントからのウォーターボトルは重宝しました。廊下にあるウォーターサーバーから歯磨きのためなどに汲み置きしておくのに便利でした。

カップラーメンは学校の食事に飽きた時、夜小腹が空いた時に活躍します。

他のバッチメイトは複数人部屋に住んでいました。部屋を見せてもらいましたが、別館の方の複数人部屋は快適そうでした。寝室は2段ベッドですが、別に広い共有のLDKがあり、壁に英単語リストが貼ってあったり楽しそうな雰囲気でした。

一方、学校敷地内の量は狭くて、ベッドとベッドの間が1mなく、洋服をかけるところも十分になく、キッチンも手狭なものでした。LDはなく、小さなテーブルが一つあるだけで、とても4人で過ごせるところではありませんでした。先輩たちが洋服ハンガーラックも机も占領していて、キッチンにも私物で溢れていたので、バッチメイトはうんざりしていました。

複数人部屋のバッチメイトは、部屋が狭くてうるさいので、毎晩自習室で勉強していました。私は空き時間があると自室に戻って休憩したり、夜は予習、復習したり、リラックスして自由に過ごせました。大人は一人部屋の方がストレスが溜まらず、勉強に専念できるのでオススメです。部屋でもルームメイトと一緒に勉強したり英語で会話したりしたいという人は複数人部屋をお勧めします。ただし、実際のところ、自国民同士が固まって、英語を使う機会は少ないようです。実際、バッチメイトはシャワーと寝る以外は自室にいないと言ってました。

集いの場

TARGET校には中庭にはこのような集いの場があります。一番右手は喫煙所にもなっていて、休み時間にタバコを吸う人が集っています。私は一度も座りませんでした。

食事

学校にダイニングがあります。月曜日から金曜日までは3食提供されます。土、日、祝日はブランチと夕食が提供されます。学校に着いた日曜日、早速夕食を摂りに行きました。ダイニングには私を入れて2人だけでした。時間によるのかもしれませんが、土、日はみんな外に食べに行っているようでした。お腹が空いていたこともあり、美味しくいただきました。日本人に合うように工夫しているだけあって、辛くもなく奇抜でもなく、比較的美味しいと思いました。ただ、これは3日目まででしたが。。。

覚悟して行ったのですが、どうしても3日目から喉を通らなくなりました。味が全て濃い!ご飯が美味しくない。。。べちゃべちゃ。野菜、魚はほとんどなく、ビタミンとカルシウムはどうやって摂っているのだろうと思いました。牛乳は薄くて牛乳じゃない。。。クラスメイトにもらったツナ缶の美味しかったこと!ふりかけや缶詰などを持っていくべきだと思います。

日本じゃないのだから当たり前だろと叱られそうですが、頭では分かっていても箸が進まないのです。もう1週間いたら確実に体調を崩していたのではないかというくらい食べられませんでした。食に柔軟性のない人はしっかりと対策をしていくと良いと思います。缶詰やレトルト、カップ麺、日持ちのするパン、そしてサプリメント!が必須です。

長期滞在している学生たちは近くの日本食レストランに通っていると言っていました。

サーブしてくれる職員さんにもちょっとびっくりしました。ビニール手袋をしてトレイに盛り付けてくれるのですが、その手袋のままつまみ食いをしているのです。手袋の意味がない。。。とても寛容な国です。

決して水道の水を飲んではいけません。日本のように見るからに透き通っていません。飲もうと思う人はいないと思いますが、盲点はシャワーと歯磨きです。

シャワーを浴びているとつい口に入ってしまいます。危険です。気を抜かずに口に入らないようにしましょう。

もう一つは歯磨きです。蛇口の水で歯ブラシを濡らしてしまいたくなる衝動を抑えて、必ずあらかじめコップに準備したウォーターサーバーの水で濡らして磨きましょう。磨き終わったとも水道水でゆすいではいけません。これもコップに水を入れてゆすぐようにしましょう。

飲み物に使ったコップやボトルなどを洗うときもウォーターサーバーの水ですすぐようにしましょう。この時にエージェントからもらったウォーターボトルが役に立ちました。

学校には至る所にウォーターサーバーが設置してあって、水とお湯が出ます。みんなボトルに水を入れて持ち歩きます。フィリピン人はそのまま水を飲んでいるようでしたが、台湾人のバッチメイトは烏龍茶葉を持ってきていて、分けてくれました。とても美味しかったです。日本からコーヒーや紅茶、お茶のパックを持っていくといいですよ。落ち着きます。

まとめ

寮と生活について紹介しました。TARGET校はオーナーが、ハード面は足りないがソフト面に力を入れていると、自らが言うように、施設、設備が整っている、綺麗とは言えません。ホテルのような環境を求める方にはオススメしません。ここはとてもアットホームな雰囲気が漂っていて、懐かしい匂いがします。近代的ではない、素朴な学校、寮、生活といった感じです。食事のことではやや批判めいたことを書きましたが、それでもTARGET校の醸し出す雰囲気はとても好きでした。

 

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こんにちは。きょんです。

言語障害学を専門としています。

いい大人になって、認知機能も怪しくなってきたのに、留学への憧れが捨てきれず、無謀にも英語学習を再開しました。

短期留学や渡航準備、英語学習など綴ってまいります。

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