28 Jun 2017

超短期留学をするとして、一体どこへ行ったら良いのか。
欧米vsフィリピン
欧米の留学先として人気なのは、手続きが面倒な米国よりもカナダだとのこと。それは、米国は週18時間以上勉強する場合にビザが必要であり、英文の大学の成績証明書、銀行の残高証明書を用意し、米国大使館・領事館で面接も受けなければならず、手続きに2ヶ月半以上かかるからです。他に、オーストラリア、イギリス、マルタなども人気です。
ただ、当たり前ですが、授業料が非常に高いです。1週間(実質5日間)で16万から26万。しかもグループレッスン。それ以外に旅費などもかかってきます。
ちょっと経験したいというレベルの目的には高すぎますね。
参考
1週間の授業数と授業料
アメリカ 30コマ 約25万
カナダ 30コマ 約18万
オーストラリア 30コマ 約16万
イギリス 28コマ 約18万
マルタ 20コマ 約20万
*あくまでも平均的な参考値であり、各学校によって異なりますのでご了承ください
やっぱりフィリピンでしょう!
一方、オンライン英会話学校でよく知られているフィリピン。語学学校も充実している、というより、300校もあり、『アジアの英語研修の聖地』なのだとか。そして、何と言っても欧米に比べて授業料が安い。宿泊、食事、授業料込みで10万前後。欧米と比べると、旅費も入れると1/3で済んでしまいます。
学校はマニラ、セブに多く、日系の学校も増えてきており、宿泊や食事面に配慮され、勉強に集中できる環境になっています。しかもメインはマンツーマンレッスン。サービスでグループレッスンが受けられる学校も沢山あります。マンツーマンとグループレッスン両方があるのは嬉しいですね。マンツーマンで丁寧に指導してもらい、グループレッスンで実践を積む。理想的な学習スタイルだと思います。
フィリピン講師で大丈夫?
フィリピン人の母国語はタガログ語ですが、学校教育においては国語(タガログ語)以外の授業は英語で行われています。小学校から大学まで教育は英語で行われています。フィリピン人にとって英語は第2言語です。米国映画も字幕なしで見るようです。
フィリピン訛りを気にする方もいるようですが、きちんとした英会話学校の講師は比較的綺麗な英語を話します。年配の講師やアルバイト感覚の学生講師の中には訛りの強い方がいるのも事実ですが、英語講師として教育、研修を受けてた講師であれば問題ないと思います。現在、オンライン英会話を受講していますが、訛りが気になることはありません。一度、通信トラブルがあり、現地スタッフとやりとりしましたが、その方は訛りが強く、聞き取りにくかったです。
つまり、一般の人はフィリピン訛りの英語を話すが、「プロ」の英語講師であれば訛りはあまり気にしなくて良いということです。
重視すべきところは?
重視すべきところは訛りではなく、きちんと英語が教えられるか、ということに尽きます。私たち日本語話者が誰でも日本語講師になれるわけではないのと同じように、アメリカ人であれば、英語が話せれば誰でも英会話講師になれるわけではありません。正しい発音、文法、運用を適切に教えるトレーニングを受け、技術、能力を備えることが求められます。講師の質を確認するには、外国人向けの英語教師の資格TESOLなどの取得の有無を確認すると良いかもしれません。
*しばらく英会話スクールに通っていたことがありますが、ちょっとアメリカに住んでいたという素人英語講師(日本人)にとんでもない目にあわされました。それはまた別記事で。
まとめ
欧州の大都市で生活しながらネイティブから英語を学びたいという方は欧州がオススメ。ネイティブにはこだわらず、費用対効果、時間対効果を考える方には断然フィリピンがオススメです。私は時差も少なく、移動時間も短いフィリピンに決めました。
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