アラフィフの奮闘

オンライン英会話講師事情

オンライン英会話の実情

子供からシニアまで英会話学習熱が高まっています。それに伴って手軽で低価格なオンライン英会話が流行しています。昨今のブームに伴って、良質な英会話講師の確保が難しくなってきており、優秀な講師獲得に各社躍起になっています。

オンライン英会話を始めたものの、数回やって脱落なんてことや、様々なオンライン英会話学校を転々とジプシーする受講者も少なくありません。会社としては、新たな受講者をたくさん獲得すれば離脱率が高くても平気なんていうこともあるかもしれませんが、やはり長く続けてもらってお金を落として欲しいと思っているのも本音。

長く継続してもらうためには、価格の設定もありますが、やはり第一は良質なレッスンを提供できるか、ということに尽きます。受講者としてはいくら安くてもただ25分話して終わりのレッスンより、確実に力を伸ばしてくれる講師の方が良いに決まっています。人気講師に予約が集中することからもわかります。いくら単価が安くても質の低い講師には全く予約が入りません。シビアな世界です。

オンライン英会話講師の争奪戦

会社としては受講生をつなぎとめることができる優秀な講師を確保したい。そうすると必然的に人気講師の争奪戦が始まります。

講師の中には副業として英会話講師をしている人もいますが、本業として取り組んでいる人もいます。英語講師として華麗な経歴を持った人や実力のある講師もいます。売れっ子講師の場合、他社に移ると聞いたら、受講者も一緒に移るくらいの勢いの人気があります。オンライン英会話講師よりも魅力的な仕事、給与の高い他社があれば異動するのは必然と言えます。

会社としては人気講師の異動は死活問題になりますので、待遇を改善するしかなくなります。安価な講師を用意して、最低価格は安く見せておいて、人気講師のレッスン料は高く設定していくという手段に出ています。

価格設定変更

私が利用している大人の英会話倶楽部も価格改定が行われました。これまでのフィリピン人講師の価格体系がABCの3ランク制、5段階価格であったものを、講師に応じた変動性になりました。それにより今まで一番高いランクの価格が380円であったものが450円となりました。

ですが、実はフィリピン人講師だけがこの固定価格制であって、ネイティヴや日本人講師はいわゆる言い値でした。安くて500円、高いと800円なんて設定もありました。フィリピン人講師だけ価格制度があって、安く使われていたということです。考えてみれば差別ですね。物価に応じてといえば聞こえはいいですが。

これからはその講師の人気、実力によって価格が設定されることになりました。ですから恐ろしいことに下がることもあるんです。予約が取れない講師は値段を下げてレッスンを取ろうということです。以前感想で書いたキャピキャピ講師は価格ダウンしていました。そして私が今受講している講師は一番高額になってしまいました。

オンライン英会話講師も実力のある講師は引っ張りだこ、実力のない片手間講師は淘汰される時代が来たのかもしれません。

価格改定になって予約はどうなるのか?

今の所高くなったと言ってもそれでも一回500円以下です。今までより100円上がっただけです。恐らく値段が上がることで人気講師から離れて安い講師へ移ることはあまりないでしょう。私も予約が取れればこのまま今の講師のレッスンを受けたいと思っています。

それよりも、価格改定によって講師の方々が辞めないで続けてくれて豊かになって余裕を持ってレッスンに臨める環境になってくれることの方が嬉しいです。ひいては受講者に還ってくるくるわけですから。

まとめ

フィリピン人オンライン英会話講師の待遇が改善されて来ています。これは受講生にとっても歓迎すべきことだと思います。

価値あるサービスを受けたら相応の報酬を支払う、当然のことですよね。今後ますます優良なレッスンが受けられるようになることを期待しています!

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こんにちは。きょんです。

言語障害学を専門としています。

いい大人になって、認知機能も怪しくなってきたのに、留学への憧れが捨てきれず、無謀にも英語学習を再開しました。

短期留学や渡航準備、英語学習など綴ってまいります。

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